円が対ドル145円を突破
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
円安がじわじわと進み、一時期は節目の145円を
突破しました。
財務省は口先介入も復活する一幕も。
今後一体どうなっていくのでしょうか?
なぜ円安になるのか?
対ドルでの円安は、日米金利差によって
引き起こされます。
米国の金利が高ければ、円を売ってドルを買い
ドルで運用する方が、オトクだからです。
金利差が大きくなると、円安に振れることになります。
結構単純なのです💦
2022年秋とは違う
2022年秋は、財務省は為替介入を数回行いました。
今回も、介入か?とざわつきましたが、結局介入は
ありませんでした。
今回の円安は過去とは明確に違いがありました。
それは、
「海外勢からの国債の売りが殆どない」
ということです。
2022年秋は、海外勢がこれ以上の円安、財政赤字に
日銀は耐えられず、金融緩和を止めて、利上げするだろう
と確信し、一気に国債を売り浴びせました。
その結果は、、、ご存じの通り、
日銀の圧勝!
海外勢は、空売りまでした国債が値上がるどころか、
損失を産み出してしまいました。
なので、今回は、動きを封印しています。
日銀不敗神話が継続しています。
円安の意味は何だったの?
国債の売り浴びせが起きてない以上、今回の円安は
本気モードではありません。
米国の利上げ観測が修正されれば、落ち着くでしょう。
既に足元では円高に振れてきています。
誰かがマネーゲームを空売りを仕掛けても、
為替介入で大損をする可能性が高いので、
恣意的な動きも出なかったです。
原油などの資源価格は落ち着いているので、
この円安は一時的なマネーのブレと結論付けられます。
今後も相場を見守っていきましょう。