2代目お坊ちゃん社長ブログ

国の長期債務が1000兆円突破!

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遂に1000兆円の大台に

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

5月10日に財務省から税収で返済しなければならない

国の長期債務が1000兆円を超えたとの発表が

ありました。

国債を連発して、歳出に充てているので当然の

ことです。

この事実をどう読み解いていくのかが、鍵となります。

国民の借金ではない

1000兆円の負債を国民一人当たりで割ると

991万円の借金を追うとの記載が各メディア

からありますが、「また言ってるわ」程度に

捉えておきましょう。

この言い回しがウソというのは、結構有名な

話ですよね。

国債の保有者は誰か?

国債の保有者は誰なのでしょうか?

ここが鍵となります。

1998年あたりは、8割近くが、

市中銀行、保険、年金が国債の保有者でした。

つまり、元手は国民のお金でした。

政府債務に対し、国民が債権者という構図です。

産まれながらにして、日本人は国に対して、

カネを貸している立場になるということです。

財務省はこの事実は悟られたくないはずです。

(この話も有名ですが、、)

異次元緩和で激変

ここからが、ややこしくなるのですが、

国債の保有者がアベノミクスで激変しました。

黒田総裁率いる日本銀行が、発行済み国債の

半分を持つようになりました。

令和3年3月末の財務省データによると、

日本国債・・・約1074兆円

そのうち、

日本銀行保有・・・516兆円

銀行、生損保、年金・・・417兆円

となっています。

国民は417兆円分だけ国に対して債権を

持っていると、読むことができます。

日本銀行保有分とは??

日本銀行保有分は、黒田総裁の一言で、勝手に

増えてしまう見せかけのお金です。

実態のないお金と言えばよいのでしょうか?

従って、国の債務が1000兆円といっても、

実態のない数字が右から左にいっているだけ

なのです。

もはや国の長期債務は、国民の債権と言い切る

こともできなくなっています。

もっと切り込みたいですが、自分自身もややこしくなるので、

今日はここまでにします。

経済記事の見出しは一部本当で一部ウソです。

惑わされないようにしましょう。

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