異次元緩和が失敗政策
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
市中では日銀の黒田総裁の異次元緩和が10年も
かかり、結局出口戦略が見当たらず、失策だとの
論調が出ています。
本当なのでしょうか?
一緒にみていきましょう。
日本の政府負債比率
確かに、政府負債のGDP比率ランキングを
見ると、日本は1位です。
経済の規模に比較して、政府の負債が大きすぎる
ということになります。
日銀の大規模緩和で国債をばらまいているので、
当然の結果となります。
それなのに、いつまで経っても景気は良くならない
ため、金のばらまきは失策だったという
理屈になります。
本当に異次元緩和は失策か?
異次元緩和をする前は、超円高で対ドル70~80円台、
日経平均8000円台でした。
異次元緩和をしたら25000円を常時超える
ようになりました。
超円安も一服し、日本に製造業が回帰する機運が
高まっています。
私は、失策ではないと思います。
国債は実質、日銀が吸収しているので、債務でも
何でもありません。単なる数字、記号と思っておけば
OKです。
日本は、実質GDP(実際の経済の物量)が上向かず、
需要不足によるデフレ状態なのです。
コストプッシュで、商品が値上げせざるを得ず、
名目のGDPが増えているだけのです。
日銀はこのまま緩和を
ですから、日銀は実質GDPがプラスになるまで、
緩和を続けるべきです。
タンス預金になるから意味がないと言っていないで、
もっと緩和して、お金を回すべきです。
お金が回れば、企業は安心して賃金を上げるので、
インフレの正循環となります。
もう少し辛抱して頑張りましょう!!