日米首脳会談実施
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
日米首脳会談が行われ、ほぼ予想の範囲内で終わったことで、
メディア各紙は、石破首相に一定の評価をしています。
為替を中心に今後の動向を読み取っていきましょう。
円高を演じたかった
ドル円相場ですが、
2025年1月14日 1ドル=158.05円
2025年2月8日 1ドル=151.38円
7円近く円高となっています。
日本は、トランプ大統領の会談に備え、円高基調を
演出したかったのです。
米製造業の復活を唱えるトランプ大統領に、円安では
印象が悪いからです。当然、円安だと米国の対日貿易収支は
赤字が膨らみます。
トランプ大統領と会うときは、円高が好ましいのです。
米国の事情
米国がドル安になるかというと、不透明な部分があります。
トランプ大統領が好きな関税を引き上げると、
米物価高⇒インフレ⇒インフレ退治のため米金利引き上げ
⇒日米金利差拡大によるドル高
となります。
この状況にも関わらず、トランプ大統領は利下げを要求し、
FRBは困り果てているという構図です。
経営者の対応
ここ2ヶ月で分かったのは、『大幅な円安はない』という
ことです。
2025年はすぐに1ドル=170~180円となると
予想したコラムニストがいましたが、ポジショントーク
だったということになります。
(本を売りたい、ページビュー稼ぎなど…不純な動機)
現状では、
米国の政策金利は大きくは変動しない、日本の政策金利は
じわじわ利上げ
と見ておきたいです。
銀行借入金利もじわじわと上がってきます
(但し、急激なUPはない)
勝てる(勝てそうな)投資なら、それなりに低い金利を銀行は
提示すると思われます。
経営者としては、より確度の高い投資案件を銀行に
持ち込むことが大事です。
もっと、もっと頭をひねって、前を向きましょう!!