日本悲惨発言
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
財務省の神田真人財務官が弱気発言をしたそうです。
新聞各紙がざわついています。
また覆面介入をしたとの報道もあります。
また、財務省の心理戦のような気もしますが、
一体何を伝えたがっているのでしょうか?
とまらない円安
この発言は9月22日の円買い介入約2.8兆円
したあとの財務省発言になります。
「日本が本当に悲惨なくらい国力が落ちたら、
いろんな人に助けてもらうことだってありうる」
なるほど、円安の原因は日本の国力低下と言って
いるように見えます。
これは誤解であり、財務省はウソを言っている
訳ではなく、難しい言い回しをしていると捉えた
方が良さそうです。
円安の原因
国力とは一体何なのでしょうか???
今は一時的に貿易赤字が大きいですが、円安が
止まればすぐに黒字化します。
円安も日米の金利差が大きいためで、米国の
長期金利が7~8%になれば、株から債権へ資金が
動き景気が底割れするので、景気が失速して、
インフレが止まります。
あっというまに、利上げから利下げの話が出て、
円安がピタッと止まるでしょう。
円安は、日本の国力がどうあろうと、日米金利差で
起こっている現象なのです。
財務省発言の真意
前回の電撃介入は1年がかりでアメリカに根回し
したものであることが、リークされています。
アメリカも、賛成はしないが、反対もせずという
立場です。
日本は国際的なコンセンサスを取りながら通貨政策
をやりますよ、という意思表示とみるべきです。
なので、覆面介入は何度もできません。
国際秩序から弾かれてしまいます。
我々企業は、インフレの好循環を作るべく、値上げ
からの賃上げを確実に実行するときなのです。
残念ながら財務省サイドの岸田政権では大規模減税は
期待できず、企業は自助努力で強くなっていくしか
なさそうです。
因みに、補助金政策は来年度も続くでしょう。
止まない雨はありません。
前を向いて経営をしていきます!!