金融緩和だから円安
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
2022年10月頃に1ドル=150円台をつけて、
日本は大騒ぎになりました。
様々な論調が張られました。
我々を惑わす矛盾も多いので整理していきましょう。
円が増えるので円安
この時に、金融緩和するから日本円があふれ出し、
円がジャブジャブになるので、円の価値が落ち、
超円安になると言われていました。
私は、本ブログで、金融緩和は多少の影響はあるに
しても、対米国の金利差が原因であると伝えていました。
結果はどうなったのでしょうか?
超金融緩和なのに円高
2023年になり、黒田発言により、急に円高傾向に
なりました。
130円を切り120円台になりました。
完全に超円安は終わりました。
ところで、金融緩和ですが、日銀は過去最大規模
を行っています。
2日で10兆円を超える規模で国債を買いまくって
います。
ひと月で10兆円を買えば、かなり買っている印象
なので、異次元の金融緩和を続けています。
なのに、、、、
円高に振れているのです。
結論を出すと、金融緩和とドル円の為替相場は
無関係なのです!
(多少は関係ありますけど)
日米の金利差(思惑も含む)で決まるのです。
日米金利差は縮小の方向ですから、当然円高に
振れるという訳です。
日本悲観論に惑わされるな
金融緩和するから円の価値が落ちて、
国債が紙くずになり、日本沈没という
『極端な』日本悲観論は、ウソということに
なります。
インフレ率が持ちこたえる限りにおいては、
金融緩和をドンドンしても大丈夫なのです。
(詳しくはMMT理論でググってください)
日本は、世界が高インフレで、資金を政府が
出し渋っているなかで、世界中にお金を
回している超優等生なのです。
決して悲観的ではないのです。
我々がやることは、日銀を応援することです。
政策変更が変わらないようにチェックしたいですね。