2代目お坊ちゃん社長ブログ

貿易赤字 過去最大の意味とは?

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貿易赤字が過去最大

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

2022年の貿易赤字が過去最大の19.9兆円

になった模様です。

市中では騒がれていますが、これから

日本はどうなっていくのでしょうか?

一緒にみていきましょう。

貿易赤字の原因

貿易赤字の原因は、エネルギー価格の上昇と

超円安です。

でも、エネルギー価格は落ち着いていますし、

円安もピタッととまりました。

財務省から出ている国際収支状況(速報)

を見ると、貿易赤字の最大値は今年の8月と10月

であり、11月は急速に改善しています。

一気に貿易赤字が黒字転換することはない

ですが、改善傾向にあります。

また、私のブログでお伝えした通り、

輸出は11月で過去最大になっており、

日本の商品が売れなくなった訳ではなく、

輸出は絶好調で、単にエネルギーの輸入額が

異常レベルなだけなのです。

経常収支は大幅回復

そして実は、経常収支も大幅回復しています。

海外子会社からの配当収入が主である

第一次所得収支の黒字幅が11月では4兆円

近くあり、激増しています。

11月の貿易赤字が1.6兆円程度なので、

日本は世界から稼ぎまくっているのです。

経常収支も11月で2兆円程度の黒字であり、

ほぼ「巡行状態」で儲かり続けています。

ですので、日本が沈没する訳ではないのです。

今後の展望は?

貿易収支についても、輸送機器、一般機器は

安定的な黒字を確保しており、この優位性は

変わりません。

しかも、電子機器の素材、半導体などは今後

日本に大きな投資が入る予定です。

輸出はさらに伸びます。

しかも、お金が日本を循環するので、日本居住

の日本人には好都合となります。

どこにも悲観要素は見当たりません。

マクロ経済的には落ち着いてくるので、

ミクロの好不況をしっかり見ていく必要が

ありますね。

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