日経平均バブル最高値近い
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
2月16日に東京株式市場で日経平均株価が、
3万8865円をつけ、取引期間中のバブル期
最高値(3万8915円87銭)に接近しました。
喜ばしいことですが、国民生活には実感が薄いの
ではないでしょうか。
名目GDPは拡大
名目GDPも万年500兆円クラブでしたが、実は
600兆円に迫っています。
インフレがじわじわと効いて名目経済が拡大しています。
他の先進国と同じ現象なので、とやかくいう必要はないです。
普通のことです。
実質GDPは減少
実は実質GDPは減少しています。
大方の予想に反して減少です。
2023年7-9月期 前期比年率ー2.9%
2023年10-12月期 前期比年率ー0.4%(※速報)
予想が+1.4%だっただけに、かなり深刻です。
物価上昇の影響を除いた経済活動が停滞していると
いうことです。
個人消費も伸びない
頼みの個人消費も物価高疲れをしています。
2023年10ー12月実質サービス消費
前期比ー0.3%
と振るいません。
これらの統計から日本経済の状況は、インフレで
水ぶくれしており、実質経済活動は停滞、しかも
個人レベルでも停滞という状況です。
個人内需がベースのサービス業の賃上げを2024年春に
目指している政府はこの事実は目をそらしたいところです。
今の株高も外国人投資家による底上げがベースにあり、
インバウンド消費は堅調です。
中小企業は外国人向けの売上を何とかして確保し、
粗利を十分に確保し、国内向けの落ち込みをカバーし、
賃上げに臨む覚悟が必要です。
経営者は忙しいですが、楽しいですね!!