2代目お坊ちゃん社長ブログ

金本位制の崩壊のツギとは?

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今後のマネーの向かう道は

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

日経新聞にブレトンウッズ体制の崩壊の次という

論説が書かれていました。

想う所があるので、ブログに記しておきます。

アメリカ一強は崩れる

ロシアの西側への露骨な戦争は、アメリカ一強の

終わりの始まりを示すものです。

アフガニスタン戦争の事実上の敗戦で、アメリカは

戦争を仕掛けることについて臆病になっています。

戦費も馬鹿にならず、軍事費の青天井は厳しいのでしょう。

アメリカが国力を失えば、当然ドルの価値も落ちます。

基軸通貨という特権に乗じて、経常赤字を膨大に積んでも

国債を買ってもらえるので、全然OKというマジックも

永遠ではないでしょう。

資源の時代がくる

ドルの神通力が下がると、金本位制に戻りたくなるところですが、

資本主義がそれを許さず、日経の論説では資源にお金が向かう

と記してありました。

お札がお札を呼ぶ実物に実態がないマネーゲーム経済から、

資源という実物を実体とした経済に移り、資源は限りがあるので、

インフレに向かうというロジックです。

なるほど、と思いました。

インフレ傾向に備える

日本はかなり不利な状況になります。

資源高になるのに、資源がない国だからです。

インドなどもまずいです。

日本も既に最近の原油高で貿易赤字、経常赤字になっています。

モノ余りの時代が終わるということです。

一部のモノから、買えなくなるという事態が起こります。

既にクルマはそうなってきています。

経営者としては、今日の現金より明日の現金の価値が下がる

ということを意味しています。

お金を借りてでも使う、という経済に変わるかも知れません。

使わないと、将来さらに多く使わざるを得ないことになるからです。

この感覚は多くの経営者が経験していません。

自分自身も身構えて、少しずつ頭を切り替えていきます。

チャンスと捉えて、考えをシフトさせていきましょう!

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