米国が利下げ
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
米国のFRB(連邦準備制度理事会)は、0.25%の利下げを
実施し、4.5~4.75%前後の政策金利にするとことを
発表しました。
さて、今後、日本の立ち位置はどうなっていくのでしょう?
米国利下げの理由
諸説言われており、私が論ずるまでもありませんが、
トランプ氏が正式な大統領になる前に、駆け込みで利下げ
しておこうということです。
メディアの論調を見ると、トランプ氏の選挙公約では、
米国のインフレが上昇なのか下降なのか判別がつかないからです。
パウエル議長が解任されてしまうリスクもあります。
ひとまず、既定路線の利下げはしておこうと思うのは
自然なことだと思います。
日本への影響
日本は政治の混乱が続いており、日本の政策はほぼスルーで、
無視されています。もう少し時間が必要です。
なので、トランプ氏が大統領になることで、経済的には
プラスとの思惑が働き、株高円安というパターンになっています。
しかも、FRBが利下げしてくれたので、過度な円安は避けられ、
またしても日銀はラッキーで時間稼ぎができる環境となりました。
7月の政策金利の利上げでは、ネガティブサプライズを呼び、
大きく株安となり、植田総裁は『戦犯』と呼ばれてしまいました。
次の利上げははかなり難しいことには変わりありません。
経営者がやるべきこと
日米の政治が安定して、形が見えるまでは大きな決断は
避けるべきです。
ただ、日本の利上げは数年単にでは必ず来ますので、
銀行借り入れのコントロールはしておくべきです。
金利だけにとらわれずに、借り入れ期間、返済猶予期間の
獲得など、借入できる法人であれば、リスク低減措置を
施しておきましょう。
しかし、大きなトレンドは、物価上昇>借入金利です。
借入して投資に回す判断でおおむねOKです。
前を向いていきましょう!!