首相交代へ
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
石破さんが辞任を発表し、政争モードに突入です。
政治の話は余り好きではないので、この先の経済について
触れていきます。
株高で歓迎
日経平均株価は最高値に迫る勢いで、辞任を歓迎です。
ということは、円安に振れることになります。
円安=株高という伝統的な構図は相変わらず強いです。
最高値レベルの株高になるということは、日本の景気が良くなると
投資家が強く信じているという意味です。
なので、財政は拡張寄りになると予想されていることになります。
財政拡張のワナ
政府は既に過去最高のレベルの歳出予算122兆円を
予定しており、更に財政拡張寄りになると、反動も起きます。
インフレにより名目税収は増加するものの、赤字国債の発行は
益々増えることになるでしょう。
ここがポイントとなります。
30年モノなどの超長期の金利がじわじわと上がっているなかで、
赤字国債が安定的に消化されるはずがないのです。
長期金利が上がるということは、利上げの環境となりますが、
政治はウケ狙いで財政拡張を探ることになります。
ある意味米国と似た状況です。
経営者として何をするか?
政治は当面大衆迎合的になるので、バラマキ型になるはずです。
この環境で、日銀だけが利上げをサクッとするのは難しいです。
米国は利下げ環境が整いました。
よって、日本も米国も低金利環境を模索し、為替は動きにくく、
大きな変化は起きにくいと予測します。
日銀の利上げは、自民党の新総裁に封じられる可能性が高く、
逆に国債の消化を日銀は求められるはずです。
従って、先進国随一レベルのインフレは続きます。
現金は価値が減り続けます、日銀が利上げできないうちに、
低金利で借金をして投資をすべきです。攻めてください!!