トランプ氏のやりたいことは?
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
トランプ氏のやりたいことが、少しずつメディアに
流れてきました。
メディア各社も具体論を掲載するようになり、
具体的な対策を取れる形になってきました。
簡単に解説したいと思います。
(政治は一寸先は闇です。話半分で聞いてください)
関税の影響
トランプ氏が関税を一律にかけるとの発言がありました。
冷静に考えれば、対象国、対象品目に絞り、関税の割合も
調整するのは明白です。
そんなことよりは、
関税をかけたときに、米経済がどうなるのかを推測するのが
大事です。
2パターンあります
・その1
関税は、米物価を上げることになる。よって、インフレとなり
更なる金利引き上げが行われ、金利上昇⇒株価ダウンとなる
・その2
関税は、消費税と同じような効果。よって、米で買い控えが起き、
景気指数ダウン⇒利下げになる。株価シナリオはさらに2パターン
ありますが、基本的にはテック株の業績次第で、世界から金を
集めるので株価暴落にはつながらないという考えが主流。
どっちが確からしいか
既に物価高でトランプ氏が大勝利して議会もトリプルレッドに
なったので、物価が上がって、さらにインフレ(景気が良い方)
になるという、その1のパターンは考えにくいです。
一般的な米国民は、インフレで金利が上がって喜んでいる
(金が金を呼ぶ)のではなく、インフレで生活が苦しいと
考えるのが普通です。
そこに、関税で物価が上がるのですから、消費活動は冷やされる
と考えてよいです。
その2をベースシナリオと考えて置く
その2をベースにするのが妥当です。
極端な円安の時代は終わり、下手すると円高対策に
日本が終われる形になる可能性もあります。
第二のプラザ合意とはこの意味です(少し極端ですが)
米国もすぐに利下げはできないので、当座は円安基調、
中長期的には円高とみて置けばOKです。
間違っても、短期的な為替を狙った投機やビジネス投資を
してはいけません。
トランプ氏は3期目はありません。
大統領就任から1年経てばレームダック化が始まり、政策の
固定化が進みます。そこでビジネスジャッジしましょう。
急がず、少しゆっくり構えましょう。