2代目お坊ちゃん社長ブログ

密かにイールドカーブが修正されている

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海外勢が国債を購入

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

海外勢が4ヶ月連続で国債を買い越しています。

1年3か月ぶりの現象のようです。

一体何が起こっているのでしょうか?

我々の生活にどんな影響があるのでしょうか?

国債が買われると?

国債が買われると、国債の需要が増えるので、

価格は上がります。

なので、金利が下がることになります。

日本は、金融緩和策が継続しているので、国債の

金利は低い方が、お金が世の中に回るので、

非常に都合が良い形になりました。

1年前の2022年春には、海外勢が国債をを売り浴びせ、

日銀が無理をして無制限に国債を購入していた時とは

対照的です。

中期債が買われる

しかも海外勢は5年物の国債などの中期債を買って

いる模様です。

日銀は主に10年物の国債を買って、長期金利を

コントロールするのが基本なので、長期債は値動き

のリスクがあります。

なので、中期債を購入して、値上がったら売却する

目論見なのです。

この動きは日銀にも朗報です、中期債は自然に

海外勢が買ってくれるので、わざわざ買いの

オペレーションをする必要がなくなります。

5年債の金利もある程度下がってくるので落ち着き、

右肩あがりの正のイールドカーブになるからです。

棚ぼたというか、何とも経済は奇妙で、生き物の

ように目まぐるしく動きますね。

当面は、長期金利が抑制されて、金融緩和策が続き、

企業活動はやりやすい状態が続くでしょう。

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