実質賃金がプラス圏内に
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
実質賃金がっやっとプラス圏内に突入しました。
これからが最も重要な局面となります。
さて、どうやっていけば日本が良くなるのでしょう?
実質賃金とは
賃金を上げろ
賃金を上げよ
賃金を上げよ、と
今春には呪文のように政府が言ってました。
しかし、メディアは政府無能と叩きます。
何故なら、賃金の上昇を超える物価の上昇がある
ので、実質的に消費者は損をしているというのが
その理屈です。
それが、ここ2ヶ月間、消費者が得をする状態と
なりました。これが実質賃金がプラスになるという
状況です。
政府の思い通り
政府の思い通りに事は進んでいますが、
実はラッキーがあります。
それは、米国の利下げです。
米国が利下げすると、日米金利差が縮まり、極度の円安が
とまります。
すると、輸入物価指数が落ちるので、消費者物価指数が
下落傾向になります。
賃金は、日本の特殊事情により、一度上がると下がりにくい
ため、実質賃金がプラスとなるのです。
7月に日銀が大批判を浴びながら、0.25%の利上げを
果たしたことも、かなり効いています。
メディアは政府日銀を無能と叩きますが、本当に
無能なのでしょうか?
次のプラン
次は、何を目指すのかというと、消費者物価の中身を
良くする段階に入ります。
8月のモノの上昇率は4.5%に対し、サービスの
上昇率が1.4%に留まっています。
日本人は、モノにはお金を払いますが、サービスは
タダという風潮があります。
本当にサービスはタダなのでしょうか?
給与をもらってサービスを提供している訳ですから、
タダなはずはありません。
経営者は、真っ当なサービスを提供し、正当な対価を
設定して、過度な顧客要求には応えない。
この姿勢を貫きましょう。
そうすれば、特にエッセンシャルワーカーがリスペクト
されますし、残業も減らし、ワークライフバランスも
向上します。
お客様は神様ではありません。
企業、消費者も意識を変えるときです。
不況にもどってはダメです。
踏ん張るときです!!