円安だからこそやるべきこと
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
構造的な要因で円安が定着しそうな気配です。
経済は、一定の周期があるとは知っていましたが、
円もはやり同じですね。
この円安で我々は何をすれば良いのでしょう?
一緒に見ていきましょう。
世界一の対外純資産国
日本は世界一の対外純資産国です。
バブル崩壊時から右肩上がりに増えています。
これは円高が起因しています。
円が高いので、海外とくに米国債を買ったり、
海外企業をM&A、現地法人の設立をしてきた結果です。
円を売って基本ドルにするので円高対策になります。
円安はチャンスと言える
ここへきて、米国利回り上昇し、日本の利回りの差が大きく
なり、円を持つのが不利とみて、円を売ってドルを買う
大きな流れができました。
円安だから国力低下と短絡的な記事も見かけますが、
経済はそんなに単純化できるものではないです。
単に、日銀が10年ものの国債を0.25%に固定する
ように介入しているのが原因だからです。
なので、人為的に作られた円安をチャンスにすべきです。
国内に還流する時
今こそ、海外債券、現地法人の内部留保(外国通貨での)を
取り崩し、円に換えるチャンスです。
日本円では受取額が増えるので、その円を使って国内の
産業強化のために投資をしましょう。
国内は緩やかなインフレなので、投資の絶好の機会です。
現金の価値は相対的に落ちるからです。
何となく不況っぽいから静観を決め込むのではなく、
経済のファンダメンタルズを見極めて、投資の機会を
探っていきましょうね!