脱炭素へ新国債??
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
脱炭素へ新国債が20兆円規模で発行される
ようです。
官民投資を150兆円超呼び込む算段の
ようです。
キーワードは『今っぽい』ですが、詳しくみて
いきましょう。
国債で賄う意味
脱炭素に向けた電源を開発することに投資する
ことは非常に有意義なことです。
私も何度もこのブログで省エネ技術、炭素依存の
脱却を叫んできました。
政府の方針はとても良いと思います。
ただ、新国債で賄うとはどういう意味でしょうか?
ドイツでも議論があった
この仕組みはドイツやEUで先例があります。
グリーン国債(環境債)というと、聞こえが良い
ですが、『国債』には変わりありません。
つまるところ、国の借金です。
日本では国債の保有率の約半分は日銀なので、
この新国債も、日銀が直接、間接に保有する
恐れがあります。
国債を目的化することで規律を持たせる
という意味でしょうが、結局日銀が購入すれば
普通の長期国債と同じく、規律が緩むこと
になります。
もはや打ち出の小槌状態
国債の際限なき発行については議論が
ありますが、私はどちらかというと、
『肯定も否定もしない派』です。
何かしらの痛みはでますが、今の状態では
致し方ないと思っています。
この20兆円を上手く民間投資に繋げる
起爆剤にして、脱炭素へ日本をダイナミックに
転換できればと思います。
無い袖も振れるのが政府なのです。
国力があるからなせる業ですが(汗
民間は何とか知恵を絞りましょうね!!