サハリン2から排除
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
プーチン大統領がサハリン2の運営会社を新会社へ
移管する大統領令に署名したようです。
日本を揺さぶってきてますね
一緒に見ていきましょう。
日本も権益を持っている?
サハリン2??
サハリン1があるの??
と思う方も多いのではないでしょうか?
サハリン1はありますが、こちらはエクソン
モービルが30%の権益を持っており、
既に撤退を表明済みとのことです。
エクソンはサハリン1からの天然ガスを中国
に売りたかったようで、この戦争であっさり撤退
を表明しています。
そもそもロシアで調達して中国に売るという
対共産圏のビジネスですから。。。
バイデンさんに怒られてしまいますね。
日本はサハリン1は権益を持っていないようです。
調達権益については、今回の戦争とは関係なく、
昔から揉めているようですね。。
サハリン2は?
こちらは経済記事にガッツリ書いてあるので
簡単に行きます。
こっちは英国シェルが権益を27.5%持って
いましがた、あっさり撤退を表明しています。
単に他の国に売りたいのが理由なので、そもそも
ロシアリスクは避けたいからですよね。
日本は商社である、三井物産が12.5%、
三菱商事が10.0%権益を持っています。
戦争が始まって、シェルが撤退を表明した時に、
経産大臣の萩生田さんがあいまいな発言をして
先送りにしたのを良く覚えています。
そのあいまいさを今回ロシアに突かれています。
でも、ドイツも天然ガスについては未だにあいまい
なので、私は日本の政府スタンスはそのままで良いと
思っています。
参院選後にも、改めて岸田さんからサハリン2の権益を
守り抜くとの表明がなされましたね。筆者的には賛成です。
ロシアも大変
天然資源を持っているからロシアは安心と考えてほぼ
OKですが、なぜ英シェルや米エクソン、日本商社が
絡んでいるのでしょうか?
西側の『採掘技術』をロシアが欲しいのです。
採掘建機にも最適なメンテナンスが必要で、今後は
西側の撤退により、採掘が今まで通りに進むか否かが
鍵になってきます。
なにせ、ロシアの自動車製造台数が9割減との情報
も入ってきています。
ロシアは製造技術は殆ど持っていません。
ベルリンの壁が壊れたときに、西ドイツの住民は
東ドイツで走っているクルマが時代遅れで驚愕した
という話は有名です。
今はチキンレースなので、日本は政治的には欧米
追随、経済的には個別判断スタンスを持つことで良いと
思います。
感情に訴える報道番組が多いですが、我々経営者は
決して感情的になってはいけませんね。