米国のインフレ予測『収束』と出る
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
米国のインフレが止まらない雰囲気ですが、
6月も9%台、7月は一体どうなるのか見当も
付きません。
そんな中、日経にミシガン大学のインフレ予測
(消費者が1年後、5年度どうなると予測したもの)
が出ました。
思った通り、インフレは1年後で5%、
5年後では2%というものでした。
一体何を意味しているのでしょうか?
インフレが収束すると利上げ不要
インフレが収束すると、ドルの価値が安定する
ので、ドルの市中量を抑制する必要がなくなる
ため、利上げはしなくても良い展開になります。
米国の利上げがストップすれば、日本の金利差は
縮まるため、わざわざ円を売ってドルを買う動き
が減ります。
従って、円安が止まる方向に為替が作用します。
自分も予測していますが、1ドル=140円の壁は
高く、ここ30年で見ても140円が限界値です。
140円を突破するためには、一段と世界安保が
脅かされる等のサプライズが必要となります。
(そんなサプライズ不要ですが)
今後はもみ合いか?
ここからは私見ですが、当面円はもみ合いの様相
になり、135円の攻防になると思われます。
日銀は相変わらずの緩和方針であり、米国の利上げ
次第の側面が強いからです。
日本に材料はありません。
米国もここ数日間の急激な円高(132円付近まで上昇)
に対し、慌てて火消しを図っています。一進一退ですね。
我々経営者は、あわてて140円を超えるこを前提とした
円安対策をする必要はないと予測して動きたいです。
黒田総裁の任期が来年4月なので、大きな設備投資
するには、今年度内が有望です。
日本にも利上げが必ずやってきます。
当面、円ドルの動きは注視していきましょうね!