都心5区、空室率6%台
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
都心5区の空室率が6月時点で6.39%と
7月は6.37%とほぼ横ばいという結果となりました。
コロナ禍でテレワークが進んだとはいえ、比較的
堅調な数字です。
大幅な値崩れはない
6%台という数字は、悪い数字ではありません。
欧米では10%を超えることも珍しくなく、
日本でも2012年辺りでは9%台でした。
10%超えると、賃料ダウン、つまり借りて優位と
なると言われています。
比較的堅調な数字です。
大阪、横浜等も堅調
大阪、横浜、仙台、福岡、名古屋もビジネス地区の
空室率が5%と東京より堅調です。
日本は、ビジネス地区に限ってはオフィス需要は
比較的堅調と言えます。
テレワークが進み過ぎて、オフィスが余るという
シナリオはなさそうです。
資材の高騰が激しい
オフィスには鉄が多く使われますが、最近では木材
も注目されています。
鉄、木材の価格高騰が激しいです。
両方ともコロナ前の約2倍に高騰しています。
賃料が横ばいか微減の状況で、メインの資材が
2倍となると、不動産開発会社は投資を控えます。
こうなると、外資の出番が回ってきます。
円安と割安な貸出利率により、日本不動産市場を
買い漁る可能性もあります。
当面は賃料の推移を見ておくことが大事です。
賃料が上がるサインがでれば、一気に外資は
買いに入り、日本の不動産会社は買えなくなる
でしょう。
都心のオフィス、店舗は賃料が抑えられている
うちにテナント確保するのも手です。
景気にも左右される指標ですので。
情報には敏感になっておきましょう!