スイスがプラス金利へ変化
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
スイスがマイナス金利政策を変換してプラス金利へ
大きく舵を切りました。
日本が世界唯一の短期金利がマイナスの国と
なります。
日本で一体何が起こっているのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。
スイスの状況
日本と同じマイナス金利政策を取っていたスイスの
状況を見ましょう。
9月22日にスイス国立銀行、いわゆる中銀が政策金利を
マイナス0.25%から一気にプラス0.5%に引き上げる
決定を下しました。
この背景にはインフレがあります。
2021年5月からスイスの消費者物価指数はプラスに
転じています。
2019年辺りはプラス1%付近でしたが、コロナ禍
の2020年3月からはマイナス1%付近をうろつく
デフレに近い状態でした。
2022年3月辺りから様子が一変して、プラス3%
に一気に上昇してきました。
1990年代にプラス6.5%程度まで上がったことが
ありますが、スイスでプラス3%という数字は、かなり
のインパクトがあります。
よって、政策金利を一気にプラス0.5%にする決断を
中銀がしたのだと思います。
日本はどうなる?
黒田総裁は、消費者物価指数のプラス2%は、
あくまで原油高によるコストプッシュ型の下駄が
履かれており、まだ日本は景気刺激を必要と
しているという判断です。
短期金利⇒マイナス0.1%
長期金利⇒0%程度
として金融緩和を続ける姿勢を鮮明にしています。
ガンコかも知れませんが、世界に比べればインフレ
が低く抑えられているので、妥当と思います。
しかし、私のブログで記している通り、金融緩和
の程度は明らかに鈍っています。
金融緩和の出口は近いと踏んでおいた方が良い
でしょう。
いずれ資産バブルは崩壊するので、高額資産は
円安のうちに速めに処分するなど対策を練りましょう。
経営はシビれますね。。。。