米国の利上げが鈍化観測
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
米連邦準備制度理事会(FRB)利上げが鈍化
する予想が出ています。
これで世界は一旦安定する形になりそうです。
一緒に見ていきましょう。
小幅の利上げ
米国の12月の消費者物価指数は前年比+6.5%で
明らかにペースが鈍化しています。
しかも、10∼12月の実質の国内総生産
(GDP、季節調整済み)が2.9%の増加です。
実質GDPが3%近いプラスなので、経済は
好調です。
FRBは利上げを繰り返しても、経済が腰折れ
しなかったのは、とても良い傾向です。
FRBはうまい政策をやっている
2022年の秋頃はインフレ率が10%前後まで
上昇し、景気を犠牲にしてでも、利上げを行い
景気過熱を抑えるというのが、大勢の見方でした。
しかし、利上げをうまくコントロールして、景気の
腰折れもほぼ防いだということで、本当に
ソフトランディングができそうと期待しています。
頭の良い方は、スゴイですね!!
世界的な危機も防げる
利上げが一服すると、ドル高も修正されます。
ドル指数も2022年秋をピークに下落しています。
一番安堵しているのは、新興国です。
自国の通貨では信用がないので、国債をドル建て
で発行しているからです。
ドルが高くなると、元本返済、利息返済が自国通貨
ベースで膨大になり、デフォルトを起こしてしまう
からです。
一旦、世界的な通貨危機は回避されたと見て良い
かも知れません。
油断は禁物ですが、落ち着いて我々は目の前の
業務に取り組みましょう。