歴史的円安
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
円安トレンドが止まらず、1ドル=160円を突破
しています。
なかなか日銀も打つ手がなくなってきています。
本当に日本は『安い国』なのでしょうか?
日本貧困論
円安⇒日本の力が落ちた⇒日本人は貧しい
というもっともらしい理論が横行しています。
輸入価格は円安で上昇するので、一義的には正解です。
食料品も輸入に頼っているので上がるでしょう。
しかし、ここで思考停止してはいけません。
日米最低賃金
日本の賃金が低いとネガティブな話が多いですが、
アメリカの連邦の最低賃金は7.25ドル
州の最低賃金の加重平均は11.28ドルで
今の相場で1800円程度です。
以外に低いですね
ビックマック指数
ビックマック指数を日米で比べてみましょう。
円で換算して、いくらでビックマックが食べられるか
という各国の裕福度を示す指数です
2024年度最新で
アメリカ9位⇒841円(円換算)
日本45位⇒450円(円換算)
です。
アメリカは時給1800円の46%でビックマックが食べられます
日本は時給1000円の45%でビックマックが食べられます
ほぼ同じなのです
日本は貧困ではない
アメリカ⇒ドル高⇒裕福
日本⇒円安⇒貧困
ではなく、賃金と消費のバランスはほぼ同じと
見ることができます。
日本が沈没する!円が紙くずになる!
などの論調に惑わさられず、どうすれば賃金が
上がっていくのか、良く検討するステージに
入っています。
経営者にはしんどい時期ですが、前を向いて
いきましょう!!