赤と青の二元論
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
すっかりロシアが悪役になり、中国も悪者になりそうな気配がします。
日本企業は中国市場から撤退、縮小を決めているようです。
我々中小企業はどうすべきか、論じていきます。
フェローテックホールディングス
日経の論説にフェローテックホールディングスのしたたかさ
が賞賛されていました。中国市場強化を鮮明にしています。
確かに、逆張りで中国に攻め込むという姿勢なので、
素晴らしい決断と思います。
この論説では、中途半端に中国に入っていった日本企業は
日本回帰を目指し、深く根ざしている企業は、敢えての
中国深化を目指すという話でした。
確かに、なるほどと思います。
33もの子会社
フェローテックホールディングスは中国に33の子会社
を持っているそうで、今更、中国を辞めたとは言えません。
むしろ米国系が逃げていく間隙を縫って、半導体の
半導体製造に必要な、ウェハー、洗浄装置などを今後
拡販すると、賀賢漢社長は話しています。
これはもはや『中国の会社』になるという決意と感じました。
真のグローバル化ですよね。腹が座っています。
専制政治のリスクを言っても仕方ないという発想です。
中小企業が行うこと
中国と取引のある我々のような中小企業は、西側の規制を
見ながら徐々に国内調達先を探すときと思います。
中国から日本企業が国内に帰ってくる可能性が高いので、
その流れに乗って新規取引を獲得するのが安全でしょう。
とにかく、素材分野や川下分野に特化して、いずれ中国取引が
緩和される時を狙って、競争力を高めておく必要があります。
私の会社は、自動車部品で中国が絡んできますが、
自動車メーカーが部品を日本で生産してくれないか、
祈ることくらいしかできませんが。。。
日本にビジネスチャンスが戻ってくることは間違いないので、
前向きに捉えて、上を向きましょうね!!
したたかに生きましょう!