2代目お坊ちゃん社長ブログ

国債 脱日銀頼みが意味すること

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財務省が新たな有識者会議

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

財務省が国債を考える新たな有識者会議を設定

したそうです。

その名は「国の債務管理に関する研究会」

だそうです。

一体何が起きているのでしょうか?

黒田総裁の任期

日銀の黒田総裁の任期は2023年4月8日です。

あと1年をとっくに切っています。

総裁が変わると、ガラッと政策が変わるのは、

歴代総裁の姿勢から伺えます。

安部元首相は、『日銀は政府の子会社』という

独特な発言をしていますが、中央銀行は本来

独立性が担保されている機関です。

政権が安定しすぎて、傲慢発言をするのは

良くないですね。

有識者会議の中身

有識者会議の中身は、日銀が今後大量の

国債買いオペをするのは、黒田総裁までと

相場を張って、今後の国債の引き受け先を

検討するという内容です。

一時期流行った個人国債とかを始めるの

かも知れません。

放置すれば、銀行、生損保の比率が再び

上がってきて、国民の貯金が国債にスライド

しただけという、昔のパターンに戻ります。

指値オペも限界か

筆者のブログでいつもお話している日銀の

指値買いオペが指値の0.25%から

0.255%まで金利を上げてしまったという

スクープが流れています。

日銀も国債を支えきれなくなっている証左

と言えます。

一気に、趨勢が変わるとは思いませんが、

日銀も「日銀頼み」はそろそろ再検討せよ!

とシグナルを出していると見えます。

我々は、日本人ですから、専門的なことは

分からないから、調べなくていいやではなく、

少しでも国の金融政策運営に興味を持って、

自分達の行動の参考にしていきましょう。

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