１９８０年以降で過去最大の流出

こんにちは　2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

年換算で１１兆円の所得が海外に流出、

との報道がされました。

１９８０年以降で過去最大とのことで、

３０年周期の経済の波で考えても、

看過できない事実です。

一緒に考えていきましょう。

交易条件の悪化が原因

所得が流出しているのは、原油高、食料高

に起因する資源高と、円安が原因です。

輸入価格が、輸出価格を上回っており、

交易条件が急速に悪化しています。

原油高と通貨安が大きな原因なので、

原油を輸出できる米国は、ドル高も相まって、

交易条件は急上昇しています。

シェールオイルの恩恵はすごいものがあります。

輸出価格の増強を図るべし

輸入価格は、原油高と、円安が原因のため、

大きな改善は現時点では難しいです。

日本ができることは輸出価格の競争力UPです。

世界が買ってくれる日本製品の価格を上げる

ことが大事になってきます。

電子部品などの中間財、高機能素材など

日本の強みを生かして、国内生産して、

高価格で輸出すべきです。

原材料が上がっているのだから、中間財を

値上げするのは当然のことです。

ひるんではいけません。

訪日外国人受け入れを

冨の流出は、訪日外国人受け入れで薄まります。

訪日外国人のインバウンド消費で、国内で

外貨を日本円に変えてもらい、円買いを促し、

国内消費をしてくれることで、富が日本に

戻ってきます。

まだまだやれることはあります。

外国人向けのサービスは更に磨きをかけて、

安値を追求するのではなく、高価格帯を

揃えましょう。

さあ、知恵を絞りましょう！