インフレが止まらない
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
大注目の米6月の消費者物価指数が出ました。
私のブログでも、大注目と書いておきましたが、
なんと9.1%(前年比)上昇という驚く結果
でした。
確実に不景気に入ると思われます。
FRBも手を打ってきた
6月中に異例の0.75%の利上げを行い、決死の
覚悟でパウエル氏はインフレ退治をしてきました。
私もさすがに6月のインフレ率は収まるだろうと
思っていましたが、利上げの効果は相殺され、
9.1%という異常とも言えるインフレ率と
なりました。
FRBの軟着陸路線、即ちインフレ率が落ち着いて、
利上げを徐々に優しくして、2%程度のインフレ率
を維持する作戦に大きな疑念が湧いたことを意味します。
逆イールドカーブ
当然2年ものの国債の価格が大幅に下がり、10年もの
方が高いという逆転現象が起きています。
逆イールドといい、不景気のサインです。
米国債も売り込みをファンドから浴びせられる可能性
もありますね。
厳しい局面です。
日本も準備すべし
このインフレは、ロシアに対する制裁も大きな理由の
ひとつです。
ウクライナの穀物は輸出できることになったと聞いて
いますが、簡単に戦争が終わるとは思えません。
日本は、エネルギー確保は絶対条件で守り切り、
自らインフレを起こすことは厳に避けるべきです。
背に腹は代えられないですね。
目まぐるしく情勢は変わります。
情報のアンテナを貼っておきましょう。