日本だけ順イールド

こんにちは　2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

先進国は軒並み逆イールド示していると、

日経が報じています。

いつも批判ばかりされる日本だけが順調なのでしょうか？

一緒に見ていきましょう。

逆イールドとは？

通常債権は、満期期間が長ければ長いほど、リスクが

あるので投資家は高い金利を求めます。

なので、長期債の方が短期債より金利が高いのが

通常の経済活動です。

逆イールドとは、これと逆の現象がおきて、短期債の

方が、長期債より利回りが高い（価格が低い）ことを

意味します。

日本以外の先進国は、利上げで政策金利（短期金利）を

上げていくので、長期金利も一緒に上がることを期待したい

ところですが、長期金利が下がってしまっています。

欧米投資家は長期的には、欧米インフレが落ち着き、

当局が利下げに転じることを予測しているからです。

逆イールドは景気減速か？

逆イールドは景気減速のサインは、一般的に言われて

いる経済学の理論です。

ここからは私の意見です。

欧米においてもインフレが落ち着いて、政策金利の過度な

上昇が落ち着くのであれば、正常を取り戻すと見ることも

できます。

逆イールドだからといって、すぐに

「不景気が訪れる」と判断するのは軽率です。

失業率、為替、GDP成長率などを見て、総合的に

判断したいところです。

日本も順イールドだから景気が良いという訳ではなく、

毎日のように、悲観論記事が溢れていますので（笑

経済は正に、生き物同然で、おもしろいですね！