2代目お坊ちゃん社長ブログ

米、金融引き締めの効果か?

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欧米の10年債の金利低下

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

米国FRBが0.75%の大幅利上げを1週間くらい

前に実施しました。

それなのに、今度は長期金利の低下が起きています。

一体どうなっているのでしょうか?

金融引き締めの効果か?

欧米は日本とは比べ物にならないインフレを

起こしています。

6~10%程度の大幅なインフレを記録

しています。

(但し、賃金が上がり続けているのがミソ

ですが、そこは何故か経済記事は強調せず)

インフレ退治で政策金利を上げると、

銀行の貸出金利が上がり、不動産、クルマの

ローン金利が上がり、お金が市中に出回らなく

なります。

よって、マネタリーベースが抑制され、紙幣の

価値が上がり、インフレが改善するという

メカニズムです。

6月のインフレ率がどの程度改善されているか、

7月頭の発表が気になるところです。

金融引き締めの効果は一定程度出ているのかな

と感じます。

長期金利が下がる意味は?

長期金利が下がると、国債価格が上がるという

ことになるので、長期国債が買われていること

を指します。

FRBではなく、市中銀行や保険筋が長期国債を

安全資産として買っている構図です。

欧米は政策金利を上げることで、量的緩和の

出口を探りつつ、国債暴落という悪循環の

芽をFRB以外の機関が摘んでいます。

お見事です。

各機関が良く役割を理解して機能しています。

日本への影響

但し、今回の長期金利の下落は、単なる調整

的な踊り場と見ることもできます。

やはり金利の上昇が長期トレンドになり、

日本も知らんぷりはできません。

日銀もいつまでも超金融緩和政策を続ける

訳には行かないことは明白です。

2%前半という緩やかなインフレのうちに、

中小企業が利益を出せるようにして、賃上げを

実施すべきです。

私の会社も収益構造の入れ替えを急ピッチで

行っています。

激変の世の中、チャンスだらけです!

気が緩む時はないですね・・・

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