2代目お坊ちゃん社長ブログ

米国利上げでも日本は静観でやっていけるのか?

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米国が0.5%の連続利上げ

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

米国のFRB(米連邦準備理事会)が22年ぶりの0.5%の

利上げを決めました。更に7月も0.5%の利上げを予定している

と報道が流れました。

と、いっても、まだ短期金利は1%です。

2000年前後は7%まで上昇した時期もあり、

上昇余地は十分にあります。

利上げするとういことは、これ以上のインフレは歓迎

しないという姿勢です。

現在の6%程度のインフレは米国にとっては限界値ということです。

日銀の基本スタンス

日銀は、何度もブログで触れている、『指値買いオペ』で

長期金利を0.25%に抑え込む誘導をしています。

日本のインフレ率は、消費者物価指数で見ることができます。

2022年5月7日の日経では、10月ピークに2.2%

という文字が躍っていますが、携帯電話の押し下げ効果、

原油の押し上げ、生鮮食品(これは変動して当たり前)を

除くと、4月の都区部は0.8%程度の上昇であるとの

記載もあります。

よって、

日銀の判断は、未だ日本はデフレから抜け出す途中であり、

インフレ率目標の2%には達していないということになります。

ここは日本人として知っておくべき事実です。

我々はどうすれば良いのか?

米国の追加利上げが0.5%きざみで行われれば、対ドル140円程度

の円安に振れる恐れがあります。

円安が悪いと決めつけないで、国内回帰のチャンスと見て、外貨を円に

買えて日本で投資(金融投資、直接投資)するスタンスを持つことです。

経営者として、眼力が求められる時期になってきました。

シビれますね!

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