円安議論が活発
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
対ドルで円が130円を超えてきており、円安議論が
メディアで活発になっています。
国力が落ちたから円安という不思議な悲観論まで
出ています。
ちょっと落ち着きましょう。
対アジアでの円の動き
対人民元・・・2019年1月 16.047円/元
→2022年4月 19.6199円/元
確かに円安です
対タイバーツ・・・2019年1月 3.42円/バーツ
→2022年3月 3.56円/バーツ
対韓国ウォン・・・2019年1月 0.0971円/ウォン
→2022年3月 0.0970円/ウォン
対インドネシアルピア・・・2019年1月 0.0077円/ルピア
→2022年3月 0.0083円/ルピア
たいして円安にはなっていません。
円安は対ドルでの話
円安がトピックになっているのは、対ドルでの話で、
互いの通貨の供給量に大きな変化があったからと
いうことができます。
当然、量的緩和の修正に米国が傾いているので、
円安(日本は緩和堅持)になりますよね。
つまり、
円安=日本の国力低下=日本危機
という悲観論ロジックは、ほぼウソということになります。
(一部は本当なのでどこにスポットライトを当てるかの問題)
我々経営者は、情報を多角的に見て、メディアの『見出し』に
惑わされないように注意深く見ていきましょう。
円安でも良い事一杯ありますよ!
(円高が『悪』と1ドル=70円台の時には盛んに言ってましたww)