本当はまだら模様
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
6月9日の日経寄稿記事にあるシンガポール政治学者の
チャン・ヘンチー氏の主張がもっともと思いました。
西洋式民主主義一辺倒ではダメということです。
実際世界の国々においては、民主主義は一定数
あるものの、色々な価値観で国家運営されています。
一緒に考えていきましょう。
ロシア制裁参加国
ロシア制裁の参加国を整理してみましょう。
ロシア制裁⇒37ヶ国(4月時点)
ロシアによる非友好国指定⇒48ヶ国(EU27ヶ国含む)
下記が非友好国リストです。
アメリカ、カナダ、※EU全加盟国、イギリス、ウクライナ、
モンテネグロ、スイス、アルバニア、アンドラ、
アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、
ノルウェー、サンマリノ、北マケドニア、
日本、韓国、オーストラリア、ミクロネシア、
ニュージーランド、シンガポール、台湾
皆さん、どう感じますか?
私は、意外と少ないなぁと感じます。
国連加盟国の反応
国連参加国は193ヶ国です。
その中でロシア制裁をしているのは37ヶ国です。
西側の報道では、皆同じ思いで、ロシア制裁だ!という
「ストーリー」になっていますが、実際は各国は
自国の利益を考えて、慎重な判断をしています。
まずは、数を正確に理解しましょう。
我々はどの立場をとるべきか
日本国のスタンスは米国の同盟国である以上、
米追随はやむなしと思います。
しかし、政治は一瞬でころっと変わるので、
国民レベルでは、バランス良く情報を収集し、
決してロシア人が嫌いなどという感情を
抱かないようにしましょう。
安全保障と経済交流がセットに運用される形に
なっては教科書的にはダメなんですが、
共産圏へのビジネスの接近は、積極的に
やらないようにしましょう。
とにもかくにも、メディアの作る「雰囲気」には
疑ってかかり、「数」を確認しましょうね。