パウエルさんから朗報
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
米FRBのパウエル氏から朗報と呼べる発言がでました。
一安心となり株価も上がっています。
さて、何が起こっているのでしょうか?
利上げペースが下がる
7月も予定通りFRBは0.75%という利上げ決めています。
既にサプライズではなく、市場も織り込み済みです。
パウエル氏の発言のなかで、今後、今までの利上げの累積が、
インフレにどのような評価を与えるか検討して、利上げを
緩和することも検討するという表現があったようです。
市場は大歓迎の発言で、万遍なく株高で応えている
ようです。
インフレは落ち着く
米消費者物価指数は7月は8.5%程度と高水準ですが、
原油の価格がWTIで100ドル前後から更に90ドルを
伺うレベルに落ち着いてきています。
2022年3月の130ドルあたりから下げ基調と
なっています。
今回のインフレは原材料高によるコストプッシュ型
なので、インフレが落ち着くと経済界隈で言われて
います。
インフレが落ち着けば、急激に市中マネーを絞り上げる
必要がなくなるので、利上げが緩和されるという
ロジックです。
米足元では生活必需品関連が株安
足元では、ウォルマートや携帯電話大手などの株安が
見られており、低中所得者の消費が落ちていることが
伺えます。
利上げは景気を冷やす効果があるので、パウエル氏の
発言は朗報というか、邪推すれば、このように言うしか
なかったのかもしれません。
インフレは当面は続くので生活必需品関連株は、ウォッチ
していきたいです。
日本も対岸の火事ではなく、インフレ情報には敏感に
なっておきましょう。