2代目お坊ちゃん社長ブログ

日産とルノーの攻防は日本防衛戦

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日産とルノー

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

日産とルノーで激しいやりとりが行われています。

いつも喧嘩しているように見えますね。。。

日本にとって重要な論点が含まれています

知財の取り扱い

ゴーンさんが英雄視されたときは、日産は瀕死の状況でした。

そこで手をさしのべたのがフランスです。

フランス車は、特徴はあるのですが、日独に比べて、

安かろう、悪かろうが一般的な認識でした。

フランスは、お金を出す代わりに、上位に立って、

日産の技術を取り込もうとしたのです。

今回は、日産も元気になったので、日産とルノーは

対等の関係になるから、その代わり知財をくださいね

という訳です。

絶対に渡してはダメ

日本の家電業界が凋落したのは、技術者が中韓に渡った

ことも原因ですが、知財戦争が骨抜きにされたことも

大きな原因です。

中韓のたった1件の知財のために、日本は大量の知財を

使用させてしまったのです(少し大げさな表現)

クロスライセンス制度というものなのですが、うまく

やられた感があります。

今回は、日産の知財をルノーを通して、グーグル等に

共有させるという、極めて危険な取引です。

ADASといってクルマの安全最新装置は、日本が

世界をリードしています。

グーグルは車屋ではないので、ソフトだけではハード

とのすり合わせができないのです。

日産のADAS技術は世界一流なので、ルノーとは喧嘩

してでも、技術開放してはなりません。

家電業界の二の舞になるのだけは避けたいです。

我々のような企業には、世界を揺るがすような交渉事は

ありませんが、判断ひとつで大きな致命傷になること

もあると認識して、日々仕事をしたいですね。

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