巨額予算が成立
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
23年度の予算が成立しました。
114兆円です。
当初予算(補正予算前)としては過去最大です。
国債の借金で賄う
税収は69兆4400億円で、過去最大です。
これは喜ばしいことです。
しかし、歳出がはるかに高い次元で必要と
なっています。
結局政府は、国債を新規発行して、予算を
賄います。
その額は、35兆6230億円です。
歳入総額の31.1%を占めます。
リーマン時には40%近くいっているのですが、
相変わらず高い水準です。
放漫財政のツケ
政府はお金が必要
⇒国債発行して日銀に間接的に買わせる
⇒政府の国債の利払い抑えたい
⇒異次元緩和で国債を日銀が買いまくる
⇒超低金利、国債価格も安定
このままいけば、皆ハッピーです
でも、金利が高くなると一瞬で状況が
逆回転します。
金利上昇すると、、
⇒国債価格が下落
⇒日銀が債務超過
⇒政府の利払い上昇
⇒日銀は国債を爆買いできなくなる
⇒超円安 ハイパーインフレ
これが世間を騒がす最悪シナリオです
最悪シナリオは当面こない
でも、最悪シナリオは当面きません
日銀は国債を時価会計しないようです。
取得価格で会計処理すれば、暴落しても
関係ありません。
仮に、時価会計して債務超過に陥っても、
政府から増資を引き受けてもらえばよいのです。
国債を発行してもらい、日銀が購入する
だけです。
20兆円の債務超過なら、20兆円国債を
買えばよいのです。
サクッと、日銀はやるでしょう。
この主張は極端なリフレ派に寄っていますが、
我々が気を付けるべきは、悪いシナリオを
信じ込まないことです。
悪い噂は蜜の味ですから広まりやすいのです。
要するに、情報を仕入れて、自分の考えで
バランスを取ることが大事です。
目の前の仕事も大事ですが、一歩引いて
情報収集もしましょう!