2代目お坊ちゃん社長ブログ

豪州『脱炭素』の矛盾

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豪州でも脱炭素の掛け声

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

豪州でも、脱炭素の政府の掛け声でおかしな

ことになっています。

電力市場がめちゃくちゃなことになり、

電力安定供給にも黄色信号です。

一体何が起こっているのでしょうか?

石炭は基幹輸出産業

豪州は、資源を売って財政を賄っていることは

有名な話です。

2020年の輸出額

1位・・・鉄鉱石 32.2%

2位・・・石炭 11.9%

3位・・・天然ガス10.0%

殆ど、『炭素』を取引することで国が成立

しているのです。

温暖化ガス排出ゼロ宣言

しかし、豪政府は2050年までに温暖化ガス

排出ゼロ宣言をしています。

当然、老朽化した石炭火力発電所に投資が

集まるはずがなく、補修、点検が十分に行き渡って

いません。

でも皮肉なことに、2020年度の発電に使う

エネルギー元の過半を石炭が占めています。

コレでは自分で自分の首を絞めているような

ものです。

脱炭素は本当か?

豪州はエネルギー市場オペレーター(AEMO)

スポット市場の取引が一時停止という惨事と

なりました。

ここまで甚大な被害を受けながら、脱炭素を目指す

必要があるのでしょうか?

日本も対岸の火事で静観を決め込んでいては

ダメで、政府は青写真をしっかりと明示して、

民間投資を適切な方向に誘導すべきです。

当面石炭は必要です。

めちゃくちゃ効率的な火力発電を造れば良いのです。

そのような動きを海外が勝手に持ち込んだ『エコ風世論』

で潰してはならないのです。

政治家には一見嫌われるけど、国益に叶う

このような仕事をもっとして欲しいです。

方針をはっきりと明示して、超効率的な石炭イノベーション

で時間を稼ぎ、その間に再生可能エネルギーとホンモノの

蓄電池網を普及させることが近道ですね!!

電気は大事にですね!

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