円安に振れている
こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。
最近は円が対ドルで130円後半をつけるように
なりました。
2023年1月頃は120円後半まで円高になりましたが、
かなり戻ってきています。
紐解いていきましょう。
日米金利差は横ばい
ドル円レートは、日米の金利差で動くと理解してOKです。
諸説ありますが、金利差で見ておいた方が迷わずに
済みます。
米国の利上げが鈍化しているのは周知の通りで、
日本の金利も超低位で推移しています。
日銀の植田総裁が今のところ、緩和維持を決め込んで
いるからです。
よって、
金利差は大きく開かない⇒円安の修正⇒緩やかな円高
が大きなシナリオです。
なぜ円安なのか?
この円安は一時的な実需のドル買が発端と考えられます。
4月の新年度にあたり、特に輸入企業が円高のうちに、
ドルを買っておこう、先買いしておこうと一年の計画
を踏まえて動いているようです。
パッと円安に振れると、他のプレーヤーが思惑で、
円を売る行動を一時的に起こしていると推測されます。
最近の円安トレンドは、思惑が交錯していると理解
して良いです。
日米金利差が大きく離れることもないし、急に縮まる
こともないし、決定的な要素がないということに
なります。
なので、思惑で大きく相場が振れたりするのです。
長期的には緩やかな円高
私は相場師ではないので、経営者として見れば、
長期的には緩やかな円高傾向が続くと見ています。
日米金利差も縮小になるのはほぼ確実です。
(日本の利上げがいつになるのかがポイントです)
日本株式も海外勢が数兆円の買い越しです。
当然日本円を買って取引しています。
日本悲観論⇒円安という構図では全くないので、
そこだけは惑わされないようにしましょう。
経営はエキサイティングで面白いですね!