2代目お坊ちゃん社長ブログ

日本は世界一の債権大国 でもなぜ悲観的なの?

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世界一の債権大国

こんにちは 2代目お坊っちゃん社長の田澤です。

失われた30年 令和に入ってもパッとしない

幸せ度では先進国でビリという話も聞きます。

でも、世界一海外に対して債権(お金)を持っていると

いう事実があります。

アラブの王様の方がよっぽどお金持ちにみえます

一体なぜ、数字ではお金持ちなのに実感がないのでしょうか?

30年連続で債権国No.1

債権国ということは、海外に対して資産を持っているということです。

20年末で356兆円あります。

毎年微増しています。

最近5年程度で、ドイツの猛追にあっており、数年で逆転される

見通しです。

結局、日本、ドイツが世界的にお金持ちなのです。

お金持ちに見えるアメリカは何と最下位で

マイナス1200兆円ほどで純債務国です。

ただ、GDPでは圧倒的に1位です。

結局は、債権が対外国への有無、過多は、あまり

生産活動(景気)には関係ないということです。

日本の勝ち筋とは?

今後ドイツに債権国1位の座を奪われますが、ユーロ安により

ドイツは貿易収支で爆儲けしているので、1位を譲っても何の

問題もありません。

グローバリズムが進み、日本が対外投資を増やした結果、

債権が大きくなっているのです。

いわゆる成熟国家というヤツです。

しかも、ここ10年くらいかけて、対外証券投資より、

直接投資(M&Aなど)が増えています。

日本に魅力がないから、割の良い海外に投資してしまうのです。

日本に競争力ある産業を作り、日本企業の投資、海外企業からの

投資を増やし、活性化させる必要があります。

老人国家になってはいけません。

世界一の債権国とノスタルジーに浸るのではなく、

我々中小企業の経営者は、日本に回帰してくる大企業

(ロシア/中国経済からの逃避先が日本)に対し、

側方から支援し、ビジネスチャンスを掴みましょう。

世界は大きな転換期に来ています。

常に変化していく気持ちで経営にあたりましょう!

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